待ちに待った。シャインマスカットを初収穫しました。
このシャインマスカットは昨年は黒とう病にやられて新芽が全滅しただけに、今年初収穫を迎えることができて喜びひとしおです。
畑で栽培しているぶどうの中では一番成長が遅かったのですが、意外にも一番早く熟しました。食べてみると、甘味良し、香り良し、皮が残るのが気になるが、食べられなくもない。一流品とは言えないが、十分においしい。さすが人気絶頂のシャインマスカットですね。これにかなう品種はなかなかないでしょう。
さて、家で食べるだけなら十分満足いくところですが、私が目指すのは「高級ぶどう」です。今回の出来は「高級」とはとても言えません。なにより小さすぎます。
どの房も300~400g程度。スーパーで売られているぶどうと同じくらいですが、私がイメージしているのはデパ地下で売られているボリュームがあるもの。
同じ畑で栽培しているクイーンニーナは、下の写真にあるように2年目の初収穫時は700g超えていました。
同じように栽培したのになぜこんなにも違うのでしょうか。品種の違いでしょうか。
取り敢えず収穫後の深耕をしっかりとして、根の成長を促して来年以降様子を見ようと思います。
次に見た目の問題ですが、実の色が黄色になりすぎています。熟すと黄色になるものですが、「高級」を目指すにはちゃんと緑色で収穫したいものです。
この皮の色は日の当たり方に影響されるみたいです。今年は白色の袋をかけていましたが、来年は色付きの袋や、傘を併用するなど、試してみたいと思います。